KaILI for toff "UTOU"

こんにちは。toffの鈴木です。



今年の6月中旬。

toffでは今シーズンより取り扱いを始めた”KaILI”。




普段よりも朝早く出勤してアイスコーヒーを相棒に「どうすれば文章でこのバッグの(色々な)良さが伝わるか…」を書き綴った blog



toffにいらっしゃるお客様の生活styleにマッチし、即完売…。

我々も買うかどうか悩む前に無くなってしまいました…。





それから約二ヶ月が経過しました。





「MERE FACADE(形骸化)」

※底面に貼られたビブラムソールと底鋲。

形骸化(誕生した当時や成立当時の意義や内容が失われたり忘れられたりして、形ばかりのものになってしまうこと)の意味の通り、同目的のモノが掛け合わさったデザイン。



「COEXISTENCE(共存)」

※soft / hard :軽い物と重たい物。実際に両者を入れた時に起こりうるバッグの表情をデザインにてカバー。






そんな様々な制限のもと設計されたプロダクト。





今回は…





「VAGUENESS(曖昧)」





という制限。

KaILI : utou / ¥16,000 + tax-





筒状に縫い合わせた生地の側面を半分だけ閉じ、両脇に紐が付いたシンプルなデザイン。



説明が難しいのですが…





着想を得たのが着物の袖口。

平袖の様な形なので、着物の様に横から物を入れられる形です。



その為、肩からぶら下げた場合、蓋となる部分を捲っても、一般的なバッグの様にzipの開閉と言う訳ではありません。

(サイドにzipが付いているので、大きな物はそこから入れられます)







そんな、あっと目を惹くデザインではありますが、実際に購入する段階で気になるのが”使い勝手”。

今回、納品にするにあたり実際に使用して”使い勝手”をチェックしています。







素材は、東レが最先端の技術を駆使し開発した高感度・高機能素材のウルトラスエード®。

スエードでは無いので、色が服に…と言うことも無ければ、色落ちもし難いと言う優れもの。





そのまま手持ちでも持てますし、紐の両端を結べばショルダー型になるので、両手が空いた状態で使うことが出来ます。





ショルダーにすれば、完全に蓋がされるので”スリ”に合う心配も無ければ、中身を落とすと言う心配もありません。





これは、生地を開発した東レ株式会社の公式HPにも書いてありますが、”ウルトラスエード®は家庭での洗濯(手洗いもしくは、手洗いモードにてマシンウォシャブル)が可能”と。

zipが付いているので、手洗いがいいかもしれません。







使い勝手は折り紙付きです。

そして、今回、インライン展開のblack,khaki,blueの他にtoffのエクスクルーシブ色として蛍光オレンジを作っていただきました。



単体で見ると派手な色味ではありますが、この秋冬は他のブランドも含めて、”素材感”を重視したセレクトをしているので、”ちょっとした”物として取り入れていただけたらと思っています。



使い方は曖昧で、肩にかけても、手に持っても、腰に巻いても…様々ですが、デザインの経緯、素材感、見た目全てが納得のいくアイテムです。




子供っぽくならずに使っていただける、そんな不思議なバッグから秋冬をスタートされてみてはいかがでしょうか?






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皆様のご来店を心よりお待ちしております。



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